あじゃぴ

主に PUBG Mobile のメモ

スクアッドにおける各選手の役割

 PUBG Mobile での Squad における役割分担についての簡単な説明をする。覚え書き程度のことであり、個人的な見解が存分に織り込まれているので悪しからず。

 

一般的に大まかな役割として、

  • アタッカー
  • バックアップ(サポート)
  • スカウト(またはスポッター、斥候)
  • タレット

がある。上記は実際の移動や戦闘における役割であり、コミュニケーションの面では

  • オーダー
  • サブオーダー

といった役割がある。

オーダーの役割

 オーダーは Order (指令する) の和製英語であり、普通なら「オーダーする」などという用法が適切であり、人の役割を指すのであれば本来は Commander (指揮官) が正解。

 オーダーの役割は指揮官そのものであり、状況を把握してチームの判断を下すこと。個々人が意見を出し合っていては決断が遅れる可能性があるため、最終的な決定を瞬時に出せる人物がいると動きが早くなるという点で有効である。

 実際の軍隊にも必ずいるのが指揮官ではあるが、4人という少人数では意見がよく一致する場合は不要であるし、細かい動き方は個人に委ね、移動する場所や攻撃を仕掛けるタイミングを決めるだけで良い。

サブオーダーの役割

 サブオーダーはオーダーの他に一人設け、スプリット (split) の状態になった時などに、オーダーの代わりをとる。

アタッカーの役割

 アタッカー (attacker) は接敵時に前衛を張る役割。近距離戦に長けた人物が適任である。

 アタッカーは攻撃を仕掛ける際に最前線に立つため、グレネードの投げ合いに強く、遮蔽物を上手く使うスキルが求められる。突貫時など、敵の居場所が掴めないときなどにチームに情報を与えるのもアタッカーの重要な役目である。SMGやSGなどの武器をサブ武器に持つのが良い。

バックアップ(サポート、カバー)の役割

 どれも同じような意味だが、基本的にはアタッカーよりも距離を取って陣形でサポートをする役割を指す。アタッカーの移動時に顔を出して撃ってくる敵を牽制したり、スモークやグレネードを巧みに使って、敵の視線を妨害したりキルを狙う。

 バックアップとは意味合いが外れるが、気付かれないように横から回り込むのもこの役目。

タレットの役割

 タレット (turret) は中世の城に見られる円筒状の塔のことで、戦争の際は防衛時にそこから射撃を行う。由来はよくわからないが、タワーディフェンス系のゲームなどに登場する近づく敵を射撃する固定砲台に倣ってか、このゲームにおけるタレットはあまり移動せず中〜遠距離射撃を行う役割を指す。

 ファイトの際には戦線から距離を取り射撃を加える。敵が横から回り込むのを逃さないのが一番重要な役割だが、遠くからアタッカーのカバーも行う。

 中遠距離ということでDMRやSR、ARのフルオートに長けた人が適任。チームに一人で良い。

スカウト(スポッター、斥候)の役割

 スカウト (scout) は斥候兵の役割であり、敵陣に侵入したりエリア偵察を行う兵のこと。スポッター (spotter) と言われていることもあるが、これは敵のいる位置や移動する場所にピンを指す役割からそう呼ばれているのだろうと思う。

 移動したい場所が決まったら、スカウトは一人で先に移動して情報を取る仕事をする。その情報をもとに仲間の行動経路が決まるので移動の際の要となる。スカウトは移動を早くするため、降下の時点で一番移動しやすい場所に降りたり、車を探したりしなければならない。

 情報の少ない安全地帯内を一人で移動するため、ダウンするリスクがかなり高い。人数不利になることのリスクとのトレードオフが必要である。世界大会ではスカウトを設けないチームもある。個人的には極端なスカウトはやや疑問に思っており、仲間とある程度の距離(100m程度)を先行して移動するだけで良いかもしれない。

 優秀なアタッカーがいなくなると戦況を大きく左右するため、スカウトはバックアップかタレットがするべきである。また、相当な判断力と経験が必要である。